家づくりのチェックポイント!その3
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★★★ 家づくりのチェックポイント!その3 ★★★
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★★★ 基 礎 工 事 / 配筋 ・ コンクリート打設 ★★★
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★鉄筋の錆は意外と気になる?
今日も、お施主様から鉄筋に関する質問を受けました。
「明日、コンクリート打設ですよね?施工されている鉄筋が錆びているのですが大丈夫ですか?」と。
これは、見た目にはっきりと映るものなので、ある程度勉強をしたお施主様が不安に思うのもうなずけます。 さすがに配筋のピッチや補強筋についてまでのご質問は、今迄に受けたことはありません。 専門的なことは解らないのでしょう。
●ではどうなのか
これらの心配は取り越し苦労なのでしょうか。実のところ数値的には明確な基準がありません。 監理者の判断と言ったところでしょうか。その判断の目安はJASS5に記述があります。
まず、鉄筋の錆については、赤錆が浮いていない程度となっています。 初期の頃は鉄筋の錆の発生場所としては、切断面か、折り曲げた部分に現れます。 よって、直線部分が真っ赤になっているような鉄筋は、当然先行して錆びた部分が粉状の赤錆となっていると思われますので、ワイヤブラシ等による錆落としか、鉄筋の交換、としています。 いずれにしても、鉄筋を組んだ後には、早めにコンクリートを打つことが肝要です。
とはいうものの、そこまで錆びていなければいいのでしょうか。 やっぱり施主としては気になります。
さてこの場合は、錆というのはどういう現象かということを説明して納得してもらうことにしましょう。 錆は鉄の分子が空気中の酸素と結合し、「酸化」した状態になったことをいいます。 一方コンクリートの性質は強アルカリ性ですので、組んだ鉄筋にコンクリートが纏わりつくことで、酸化が止まり、かつ、酸化の要素となる酸素が遮断されますので、コンクリートと鉄筋の付着強度に影響しない多少の錆は、まったく気にすることはないということになります。
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